インタビュー

関西で磨いた腕を、
地元・佐賀で振るう。

城 常義 さん

店長

長年大阪で調理人として腕を磨き、実家の管理を機に佐賀へ帰郷した城氏。数ある企業の中でバッテングループを選んだ理由は「一番佐賀愛を感じたから」。長年培った確かな調理技術はもちろんのこと、大阪で学んだ「嫌なことも恥ずかしいことも笑いに変えて乗り越える」という明るいマインドで現場を支えています。関西弁混じりで語られる、ユーモアたっぷりの本音に迫ります。
社長インタビュー

Q. 進学や就職の時、どんな気持ちで「佐賀を出よう」と思いましたか?当時の佐賀はどう見えていましたか?

1989年当時は、佐賀には若者にとって楽しい事が少なくてね。他府県には魅力しか感じていませんでした。とにかく外の世界を見てみたくてしゃあなかったんやと思います。

Q. 佐賀以外での生活や仕事は、実際どうでしたか?何を得て、何にすり減っていましたか?

思ってた通りの賑やかな生活で、20代、30代の頃は、都会暮らしで何かすり減っている感覚は全くなかったですね。毎日が刺激的で楽しかったですね。

Q. 「そろそろ佐賀に帰ろうかな」と思い始めた決定打は何でしたか?(親のこと、子育て、自身のキャリア等)

両親が亡くなって自宅が空き家になり、大阪(在阪)に居ながら管理するのが難しゅうなったからです。それが一番のきっかけですね。

社長インタビュー

Q. ぶっちゃけ、佐賀に帰る時「都落ち(逃げて帰る)」みたいに思われないか、プライドが邪魔しませんでしたか?

50代になって郷愁の想いがだいぶ強くなってたんで、「都落ち」みたいなマイナスな気持ちは全くなかったですね。むしろ、やっと帰れるなあって感覚でした。

Q. 地元の友達や親に「佐賀に帰る」と言った時、どんな反応をされましたか?

大阪が長かったので地元の友人は2、3人は、喜んでくれましたよ。

Q. 地元に戻って仕事を探す時、なぜ「バッテン」を選んだんですか?

他業種も含めて複数社へ応募したんですが、バッテンが一番「佐賀愛」を感じる会社でした。面接の時に、この会社で働いている自分のイメージがスッと湧いたんです。面接官を含め、とにかく「人」が良かったんだと思います。

Q. 外の世界(都会)で揉まれてきた経験やスキルは、今のバッテンの仕事にどう活きていますか?

大阪で長く調理をやってきましたんで、その技術や経験の面ではお店の役に立てているのかな、と感じていますね。

Q. 大人になって(外を見て)から戻ってきた視点で、「佐賀のこれ、東京なら最高級の贅沢だな」と気づいた魅力は?

やっぱり「自然」です。都会では対価を払って得るような豊かな環境が、田舎には無料でそこらじゅうにあるんですからね。これは最高の贅沢だと思います。

Q. 昔は鬱陶しかったかもしれない「佐賀の人懐っこさ・距離の近さ」は、今どう感じますか?

人懐っこさや距離の近さは、今も昔も佐賀人の愛すべきところやと思います。鬱陶しさなんて皆無ですね。温かくて居心地いいですよ。

店内・チームの様子

Q. 都会の友人から「佐賀って何があるの?」と聞かれたら、今ならなんて言い返しますか?

「あなたの欲しいもの、ここには全部あるよ」って言い返しますね。

Q. 都会の何万分の一の歯車として働くのと、地元のバッテンで「街の景色を作る一員」として働くの、面白さはどう違いますか?

それぞれの面白さがありますが、今の自分の年齢や価値観には、街の景色を作る一員として働ける「佐賀」の環境がぴったり合ってます。

社長インタビュー

Q. 地元の同級生や、家族がお店に食べに来てくれた時、どんな気持ちになりますか?

偶然お店に来てくれたり、お客さんと話してるうちに「あ、共通の知り合いがおる!」ってわかった時は、めっちゃテンションあがりますね(笑)。

Q. 佐賀というマーケット(お客様)だからこそ通用する、血の通った接客やサービスの面白さって何ですか?

ローカルならではの「ネットワークの狭さ」ですね(もちろん褒めてますよ)。話題の共通点があったり、知人が繋がっていたり、そういう血の通った距離感が接客してて面白いです。

Q. ぶっちゃけ、都会にいた頃と比べて「お金(可処分所得)」と「時間のゆとり」のバランスはどう激変しましたか?

どこに居てもお酒を飲む事にお金をつかうんやけど、こっちに帰ってきてからは外に飲みに行かなくなりましたねー。周りに店が無いから(笑)。でも、そういう意味では時間を贅沢に使って、のんびり家飲みを楽しんでます。

Q. 車社会への「再順応」や、佐賀ならではの休日の過ごし方(ルーティン)を教えてください。

帰ってきてすぐに車を買いました。大阪では逆に車の方が不便に感じてましたからね。元々運転が好きやから、こっちの車社会にもすぐに順応しましたよ。休日は庭の手入れをして、ゆったり過ごしてます。

Q. 都会の満員電車の中とかで「いつか帰ろう」とモヤモヤしていた数年前の自分に、今なんて声をかけたいですか?

「もう少し頑張れ。そして、帰ってきて佐賀を満喫しようや」って声をかけたいですね。

Q. バッテンのスタッフとして、これから佐賀の街にどんな「仕掛け(面白いこと)」をしていきたいですか?

「どんな事も笑いに変えること」です。これ、大阪で一番学んだ事なんです。嫌なことも恥ずかしい事も、笑いに変えてしまえば案外すんなり乗り越えられますからね。そんな空気を広げていきたいです。

Q. 「地元に帰りたいけど、あと一歩勇気が出ない」と、今まさに記事で見ている佐賀出身者に、強烈な一押しを!

歳とる前に佐賀で地盤つくっときやー!迷ってるんやったら、早めに帰ってきた方が絶対おもろいで。

Q. 最後に、「とびきりの佐賀弁」で、未来の仲間にメッセージをお願いします!

とびきりの佐賀弁てどんなんでしたっけ……。長年大阪におったから、関西弁しかでてこーへんわ(笑)。「はよ帰ってきんしゃい」、かな?

笑顔・店内の様子

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